東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小動き

 14日午後の東京外国為替市場でドル円は小動き。15時時点では147.11円と12時時点(147.08円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.22%台まで低下したこどで、一時147.02円まで下値を広げた。しかし、警戒されていた20年国債の入札では、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が3.94倍と2020年以来の高水準となったことで、下値は限定的だった。

 ユーロ円は15時時点では158.12円と12時時点(157.99円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価が500円超の上昇となったことで、158円台前半で底堅い動き。
 
 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0748ドルと12時時点(1.0741ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。今夜の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて動きづらい展開の中、米10年債利回りが4.22%台までやや低下したことで、1.0752ドルまでわずかに上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.02円  147.46円
ユーロドル:1.0728ドル - 1.0752ドル
ユーロ円:157.92円 - 158.31円



(山下)
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