東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上値抑えられる

 21日の東京外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。8時時点では148.25円とニューヨーク市場の終値(148.34円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。NY引けにかけてドル円は年初来高値を更新したが、介入警戒感もあり早朝は上値が抑えられ148.19円まで小幅に売られた。

 ユーロドルはやや弱含み。8時時点では1.0655ドルとニューヨーク市場の終値(1.0661ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。介入警戒感があるドル円よりも、欧州通貨に対しての方がドル買いを仕掛けやすいこともあり、ユーロドルはやや弱含んでいる。ユーロ円が伸び悩んでいることもユーロドルの重し。
 なお、4-6月期のNZ・GDPが市場予想を上振れたことで、NZドル/ドルは0.5951ドルまで一時買われた。

 ユーロ円は小幅安。8時時点では157.96円とニューヨーク市場の終値(158.15円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。円買い介入への警戒感や、昨日の米株主要3指数がほぼ安値引けしたことなどが重しになり、ユーロ円は小幅安。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.19円 - 148.35円
ユーロドル:1.0653ドル - 1.0665ドル
ユーロ円:157.94円 - 158.15円


(松井)
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