東京外国為替市場概況・8時 ドル円、強含み

 2日の東京外国為替市場でドル円は強含み。8時時点では149.58円とニューヨーク市場の終値(149.37円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。先週末に米議会上下両院が11月半ばまでのつなぎ予算案をいずれも賛成多数で可決し、政府機関の一部閉鎖が土壇場で回避されたことを好感する形で週明けのオセアニア市場では買いが先行。先週末高値の149.50円を上抜けて149.63円まで値を上げた。

 ユーロドルは弱含み。8時時点では1.0559ドルとニューヨーク市場の終値(1.0573ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円が上昇するなど、ドル先高観が根強いなか、一時1.0558ドルまで下げ、先週末安値に面合わせした。

 ユーロ円は伸び悩み。8時時点では157.94円とニューヨーク市場の終値(157.95円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。週末30日に発表された9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が6カ月ぶりに50を上回ったことを支えに早朝取引では一時158.17円まで値を上げた。ただ、ユーロドルが下落した影響から上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.44円 - 149.63円
ユーロドル:1.0558ドル - 1.0578ドル
ユーロ円:157.86円 - 158.17円


(越後)
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