東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

 2日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では149.78円とニューヨーク市場の終値(149.37円)と比べて41銭程度のドル高水準だった。政府・日銀による介入警戒感や本邦長期金利の上昇が上値を抑える要因にはなっているものの、米長期金利や日経平均株価の高止まりを支えに徐々に下値を切り上げる動きとなり、一時149.79円まで値を上げた。

 ユーロ円も円安推移。12時時点では158.28円とニューヨーク市場の終値(157.95円)と比べ33銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連動して158.34円まで円安・ユーロ高推移。ポンド円も182.63円、カナダドル円は110.33円までそれぞれ上昇した。

 ユーロドルはもみ合い継続。12時時点では1.0568ドルとニューヨーク市場の終値(1.0573ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。円相場主導の展開で、ドルもユーロも対円で並行して上昇するなかユーロドルは強い方向感なく推移した。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:149.44円 - 149.79円
ユーロドル:1.0558ドル - 1.0578ドル
ユーロ円:157.86円 - 158.34円


(関口)
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