ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、じり高
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり高。24時時点では149.84円と22時時点(149.80円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。9月米製造業PMI改定値や9月米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが伝わると、米金利の上昇とともにドル買いが加速。23時過ぎに一時149.87円と昨年10月以来の高値を更新した。
ただ、心理的節目である150円に迫る中、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。
なお、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は「さらなる利上げは適切となる可能性が高い」「しばらくの間は制限的な水準に維持することが適切である可能性が高い」「インフレは依然として高すぎる」などと述べたと伝わった。
ユーロドルは軟調。24時時点では1.0495ドルと22時時点(1.0529ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ安水準となった。予想上回る米経済指標をきっかけに米金利が上昇すると、全般ドル買いが活発化。24時前に一時1.0492ドルと日通し安値を更新した。
なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.6744%前後まで上昇し、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは106.90と昨年11月以来の高値を更新した。
ユーロ円は頭が重い。24時時点では157.26円と22時時点(157.73円)と比べて47銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時157.22円と本日安値を付けた。欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数が1.1%超下落するなど、欧州株相場が軟調に推移したことも相場の重し。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.44円 - 149.87円
ユーロドル:1.0492ドル - 1.0592ドル
ユーロ円:157.22円 - 158.48円
(中村)
ただ、心理的節目である150円に迫る中、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。
なお、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は「さらなる利上げは適切となる可能性が高い」「しばらくの間は制限的な水準に維持することが適切である可能性が高い」「インフレは依然として高すぎる」などと述べたと伝わった。
ユーロドルは軟調。24時時点では1.0495ドルと22時時点(1.0529ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ安水準となった。予想上回る米経済指標をきっかけに米金利が上昇すると、全般ドル買いが活発化。24時前に一時1.0492ドルと日通し安値を更新した。
なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.6744%前後まで上昇し、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは106.90と昨年11月以来の高値を更新した。
ユーロ円は頭が重い。24時時点では157.26円と22時時点(157.73円)と比べて47銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時157.22円と本日安値を付けた。欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数が1.1%超下落するなど、欧州株相場が軟調に推移したことも相場の重し。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.44円 - 149.87円
ユーロドル:1.0492ドル - 1.0592ドル
ユーロ円:157.22円 - 158.48円
(中村)