東京外国為替市場概況・12時　ドル円、膠着状態が継続

　3日の東京外国為替市場でドル円は膠着状態が継続。12時時点では149.85円とニューヨーク市場の終値（149.86円）と比べて1銭程度のドル安水準だった。149.89円まで小幅ながら上値を広げるなど底堅いが、心理的な節目150円を回復した際の本邦通貨当局の動きへの警戒感もあるようで無理に上攻めしない状況が続いているもよう。

　ユーロドルは安値もみ合いが続いた。12時時点では1.0466ドルとニューヨーク市場の終値（1.0477ドル）と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。1.0464ドルまでわずかながらレンジ下限を広げるなど重い動きだが、対円でのドルの動意も限られるなかユーロドルも値動きは限定的。

　ユーロ円は安値もみ合い。12時時点では156.83円とニューヨーク市場の終値（157.02円）と比べ19銭程度のユーロ安水準だった。昨日来の流れでこの時間帯もおおむねユーロドルの動きに連動した上値の重い動き。

本日こまでの参考レンジ
ドル円：149.79円　-　149.89円
ユーロドル：1.0464ドル　-　1.0487ドル
ユーロ円：156.79円　-　157.08円

（関口）