NY株見通し-底堅い展開か 経済指標は8月JOLTS求人件数など
今晩は底堅い展開か。昨日は懸念された政府機関の一部閉鎖が避けられたものの、9月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回る強い結果となり、米10年債利回りが2007年以来となる4.70%台まで上昇したことが相場の重しとなった。金利上昇による景気悪化懸念などから小型株指数のラッセル2000が1.58%安と大幅反落し、ダウ平均も74.15ドル安(-0.22%)と2日続落となったが、S&P500が0.01%高とわずかながら小幅反発し、ナスダック総合は0.67%高と4日続伸と、主要な株価指数は高安まちまちだった。
今晩は底堅い展開か。今週は今後の金融政策の見通しを巡り、週末金曜日に発表される米9月雇用統計が最大の焦点となるが、今晩は寄り後に8月JOLTS求人件数が発表され、結果を受けた米10年債利回りの動向が注目される。JOLTS求人件数が強い結果となり、米10年債利回りの上昇が続けば株式相場の重しとなることが懸念されるものの、昨日は9月に大きく下落したハイテク株を中心に押し目買いの動きも見られたことから、今晩も底堅い展開が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは8月JOLTS求人件数のほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演など。企業決算は寄り前にマコーミックが発表予定。(執筆:10月3日、14:00)
今晩は底堅い展開か。今週は今後の金融政策の見通しを巡り、週末金曜日に発表される米9月雇用統計が最大の焦点となるが、今晩は寄り後に8月JOLTS求人件数が発表され、結果を受けた米10年債利回りの動向が注目される。JOLTS求人件数が強い結果となり、米10年債利回りの上昇が続けば株式相場の重しとなることが懸念されるものの、昨日は9月に大きく下落したハイテク株を中心に押し目買いの動きも見られたことから、今晩も底堅い展開が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは8月JOLTS求人件数のほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演など。企業決算は寄り前にマコーミックが発表予定。(執筆:10月3日、14:00)