3日の主な要人発言(時間は日本時間)

3日08:35 メスター米クリーブランド連銀総裁
「金融政策の経済の動向に依存する」
「FRBはおそらく今年あと1回利上げする必要になるだろう」
「需要と供給の再バランスが継続する中、経済は良好な軌道にある」
「雇用市場は好調だが減速し、バランスは改善されつつある」
「インフレは高すぎるが、物価圧力低下の進展の歓迎すべき兆候が見られる」
「FRBはインフレ率を2%に確実に戻すために金利を高く維持する必要がある」
「経済は予想以上に堅調に成長した」
「インフレリスクは上向きに傾いている」
「賃金圧力が緩和する兆しが見える」
4日00:47
「現在の経済状況が維持されれば、次回会合で利上げを支持する可能性が高い」
「金利目標のピークかそれに近い可能性が高い」
「長期金利の上昇は成長を鈍化させる」
「成長見通しの変化など、多くの要因により利回りが上昇」
「近い将来利下げが行われる可能性は低い」
「2025年末までにインフレ率は2%に達すると予想」

3日11:16 鈴木財務相
「あくまで水準そのものは判断基準ではない、ボラティリティーが問題」
「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」
「引き続き高い緊張感もって万全の対応をしてゆく」
「長期金利は経済・財政の状況など様々な要因を背景に市場で決まる」

3日12:31 オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「インフレが妥当な期間内で確実に目標に戻るようにするためには、金融政策の幾分かの引き締めが必要になるかもしれない」
「それ(追加引き締め)は引き続き経済データとリスクがどのように進展するかによって決まる」
「インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、そのために必要なことを行っていく」
「インフレ率はピークを過ぎたが、依然として高水準であり、まだしばらくはこの状態が続くだろう」
「多くのサービス価格は引き続き急上昇しており、燃料価格も最近顕著に上昇している」
「今年上半期のオーストラリア経済の成長率は予想をやや上回った」
「中国経済の先行きには依然として高い不透明感がある」
「金利据え置きはこれまでの利上げの影響と経済見通しを見極めるための時間をさらに確保するため」

3日15:21 シムカス・リトアニア中銀総裁
「インフレは低下傾向にある」
「物価を抑制するために金利を制限的な水準に保つ必要がある」

3日15:40 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「賃金からくる物価上昇圧力は残っている」
「インフレは依然目標に達していない、まだやることが残っている」

3日17:34 ブンゲ・スウェーデン中銀副総裁
「政策金利は、高い水準に長期間維持される必要がある」

3日18:25 バリマキ・フィンランド中銀総裁代理
「ECBは今のところ十分なインフレ対応を取っているが、今後さらに金利を引き上げる可能性は否定できない」
「インフレ見通しは、基調的なインフレ動向や金融政策の伝達力にも照らして評価する」

3日19:20 渡辺元財務官
「民間資金が動かないと介入は成功しない、円安が緩やかだと効果は限定的」
「ドル円は150円突破の可能性あるが、その後も円安が進む切迫感はない」
「特定の水準を念頭に置いた為替介入はない」
「米欧金利が高止まりの間に、日銀も政策修正が可能」

3日21:48 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「インフレ率を2%の目標に戻すのはまだ道半ば」
「FRBは制限的な領域にあり、インフレ低下を助けている」
4日02:13
「長期金利の上昇は通常の引き締めサイクルで起こる以上にビジネスに影響を与えない」
「次の行動は来年後半に0.25%の利下げになると考えている」
「インフレ率は2025年末までに2%の目標に近づくと予想」
「まだやるべきことはあるが、基調的な価格トレンドは減速していると確信」
「労働市場にも均衡の兆しが訪れ、雇用の伸びは鈍化」
「企業は雇用が容易になり、賃金の伸びは鈍化する可能性が高い」
「エネルギー価格と地政学はインフレの上振れリスクとなる」

3日22:11 エルカン・トルコ中銀総裁
「金融引き締めや外貨準備高の増加が為替レートの支援材料」

4日00:17 財務省幹部
「介入を実施したかどうかについてはコメントせず」

4日01:31 国際通貨基金(IMF)
「2023年メキシコGDPの成長率予測を3.2%に上方修正、前回7月予測は2.6%」
「24年のメキシコGDP成長率は2.1%と予測、前回7月の1.5%から上方修正」

※時間は日本時間


(中村)
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