12日の主な要人発言(時間は日本時間)
12日05:38 コリンズ米ボストン連銀総裁
「インフレリスクは経済活動の鈍化によりバランスが取れている」
「FOMCは現在漸進的で辛抱強い政策立案段階に入っている」
「おそらくピーク金利に近づいている可能性がある」
12日10:37 野口日銀審議委員
「YCC政策による金融緩和の継続のためにも、ある程度の柔軟化が必要」
「7月の柔軟化は金融緩和の縮小を意味するものではない」
「名目賃金が2%物価安定目標と整合的な水準で上昇し続けることが必要」
「(YCC再修正で)1%上限まではまだ少し余裕、慌てて何かをする必要性はない」
「マイナス金利の解除、2%物価目標の実現が確実になっていることが前提」
「物価上昇の要因は基本的には輸入価格上昇の転嫁、いまだに続いている」
「持続的な物価上昇にはまだ距離がある」
「10年債金利の0.8%台への上昇、インフレ期待反映したものではない」
「インフレ期待は相当上がってきているが、全体としてまだ弱い」
「2%物価目標の実現、インフレ期待に織り込まれてはいない」
「想定以上のインフレが続いている、23年度見通しも相当引き上げざるを得ない」
12日15:21 マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「必要であればさらなる利上げを行う」
12日16:56 センテノ・ポルトガル中銀総裁
「データに合わせて政策を機敏に調整する必要がある」
「イスラエル紛争の影響はまだデータに表れていない」
「原油価格の動向を注視する必要がある」
12日17:34 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「我々はまだターミナルレート(利上げの最終到達点)に到達していない」
「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の下での保有国債償還金の再投資を続ける理由はない」
12日17:50 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ユーロ圏のインフレの低下基調は好ましい」
「ユーロ圏のインフレ率のピークは過ぎた模様」
「欧州中央銀行(ECB)は、利上げという行動よりも、見守るという忍耐が必要」
「金融政策は、可能ならばソフトランディングに繋がるべき」
12日18:41 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「金利についてさらに取り組む必要があるかどうか微妙なバランス」
「英インフレ率は依然として高すぎる」
12日19:07 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「インフレ率が2%まで低下するとは思えない」
12日20:34 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(9月14日分)
「インフレ解消のプロセスはほぼ予想通りに進んでいる」
「エネルギー価格がさらに上昇し、将来的にエネルギー価格の上昇ショックがより頻繁に起こる可能性があれば、インフレが押し上げられる可能性がある」
「インフレが長期間にわたって目標を上回るリスクが依然として存在しており、慎重さが求められる」
「多数のメンバーは25ベーシスポイントの利上げへの支持を表明。一時停止により引き締めサイクルが終わったとの憶測が生まれ、インフレが回復するリスクが高まる可能性があると主張」
「一部のメンバーは金利を現在の水準に維持することを希望すると表明。7月以降に入手可能となったデータは総合的にみてさらなる利上げを支持していないとみなした」
12日23:32 バスレ・スロベニア中銀総裁
「インフレには上下両サイドのリスクがある」
「量的引き締め(QT)やすべてのオプションについて話し合う必要がある」
13日00:47 米ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者
「9月のCPIが、11月の米連邦準備理事会(FRB)の決定を含めて、どのように考えが変わるのかを判断するのは難しい」
「良いニュースはコアインフレは6月から著しく鈍化した」
「悪いニュースはインフレ率は2%ではなく3%に落ち着きつつある」
13日01:12 鈴木財務相
「中東情勢による経済的な影響を注視している」
13日01:31 財務省幹部
「G7は過度な為替の変動は問題と再確認」
※時間は日本時間
(中村)
「インフレリスクは経済活動の鈍化によりバランスが取れている」
「FOMCは現在漸進的で辛抱強い政策立案段階に入っている」
「おそらくピーク金利に近づいている可能性がある」
12日10:37 野口日銀審議委員
「YCC政策による金融緩和の継続のためにも、ある程度の柔軟化が必要」
「7月の柔軟化は金融緩和の縮小を意味するものではない」
「名目賃金が2%物価安定目標と整合的な水準で上昇し続けることが必要」
「(YCC再修正で)1%上限まではまだ少し余裕、慌てて何かをする必要性はない」
「マイナス金利の解除、2%物価目標の実現が確実になっていることが前提」
「物価上昇の要因は基本的には輸入価格上昇の転嫁、いまだに続いている」
「持続的な物価上昇にはまだ距離がある」
「10年債金利の0.8%台への上昇、インフレ期待反映したものではない」
「インフレ期待は相当上がってきているが、全体としてまだ弱い」
「2%物価目標の実現、インフレ期待に織り込まれてはいない」
「想定以上のインフレが続いている、23年度見通しも相当引き上げざるを得ない」
12日15:21 マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「必要であればさらなる利上げを行う」
12日16:56 センテノ・ポルトガル中銀総裁
「データに合わせて政策を機敏に調整する必要がある」
「イスラエル紛争の影響はまだデータに表れていない」
「原油価格の動向を注視する必要がある」
12日17:34 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「我々はまだターミナルレート(利上げの最終到達点)に到達していない」
「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の下での保有国債償還金の再投資を続ける理由はない」
12日17:50 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ユーロ圏のインフレの低下基調は好ましい」
「ユーロ圏のインフレ率のピークは過ぎた模様」
「欧州中央銀行(ECB)は、利上げという行動よりも、見守るという忍耐が必要」
「金融政策は、可能ならばソフトランディングに繋がるべき」
12日18:41 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「金利についてさらに取り組む必要があるかどうか微妙なバランス」
「英インフレ率は依然として高すぎる」
12日19:07 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「インフレ率が2%まで低下するとは思えない」
12日20:34 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(9月14日分)
「インフレ解消のプロセスはほぼ予想通りに進んでいる」
「エネルギー価格がさらに上昇し、将来的にエネルギー価格の上昇ショックがより頻繁に起こる可能性があれば、インフレが押し上げられる可能性がある」
「インフレが長期間にわたって目標を上回るリスクが依然として存在しており、慎重さが求められる」
「多数のメンバーは25ベーシスポイントの利上げへの支持を表明。一時停止により引き締めサイクルが終わったとの憶測が生まれ、インフレが回復するリスクが高まる可能性があると主張」
「一部のメンバーは金利を現在の水準に維持することを希望すると表明。7月以降に入手可能となったデータは総合的にみてさらなる利上げを支持していないとみなした」
12日23:32 バスレ・スロベニア中銀総裁
「インフレには上下両サイドのリスクがある」
「量的引き締め(QT)やすべてのオプションについて話し合う必要がある」
13日00:47 米ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者
「9月のCPIが、11月の米連邦準備理事会(FRB)の決定を含めて、どのように考えが変わるのかを判断するのは難しい」
「良いニュースはコアインフレは6月から著しく鈍化した」
「悪いニュースはインフレ率は2%ではなく3%に落ち着きつつある」
13日01:12 鈴木財務相
「中東情勢による経済的な影響を注視している」
13日01:31 財務省幹部
「G7は過度な為替の変動は問題と再確認」
※時間は日本時間
(中村)