欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 16日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では149.44円と20時時点(149.56円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。NY勢が参入し始め、米10年債利回りが4.70%付近から4.66%台まで上昇幅を縮めるにつれて149.41円付近まで下押しした。なお、10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は-4.6と市場予想の-7.0を上回ったが、反応は鈍かった。

 ユーロドルは底堅い。22時時点では1.0542ドルと20時時点(1.0532ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小に伴って買いが散見され、一時1.0546ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では157.55円と20時時点(157.51円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きが相殺して方向感がなかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.32円 - 149.63円
ユーロドル:1.0507ドル - 1.0546ドル
ユーロ円:156.98円 - 157.62円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。