東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 18日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では149.64円と12時時点(149.68円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。一時149.49円まで下値を広げる場面があったが、本日予定されているバイデン米大統領のイスラエル訪問を控えて、動意に乏しい展開が続いた。ガザ地区の病院の爆破を受けて、バイデン米大統領とパレスチナ自治政府首脳との4者会談やヨルダン訪問が中止となっており、悲観的な見方が優勢となっている。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0582ドルと12時時点(1.0575ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの上昇が一服していることで、一時1.0588ドルまで上値を伸ばした。
 
 ユーロ円は15時時点では158.35円と12時時点(158.29円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に連れて一時158.13円まで下値を広げた後、ユーロドルの上昇に連れ高となり底堅く推移した。

 オセアニア通貨は堅調推移。豪ドル/ドルは0.6388ドル、NZドル/ドルは0.5918ドルまで上値を伸ばした。

 ポンドドルは、予想を上回った9月英消費者物価指数(CPI)を受けて、1.2208ドルまで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.49円 - 149.84円
ユーロドル:1.0561ドル - 1.0588ドル
ユーロ円:158.13円 - 158.47円



(山下)
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