東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 19日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では149.80円とニューヨーク市場の終値(149.93円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.95%台に上昇して2007年以来の高水準となるのを眺めて149.84円前後まで値を上げるも、その後は伸び悩んだ。日経平均の軟調推移や円買い介入への警戒感などが上値を重くした模様である。

 ユーロドルは様子見。12時時点では1.0535ドルとニューヨーク市場の終値(1.0536ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇するも反応は薄く、手掛かり材料に乏しい中で前日終値付近でのもみ合いが続いた。

 ユーロ円も伸び悩み。12時時点では157.82円とニューヨーク市場の終値(157.97円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れて157.89円前後まで値を上げるも、日経平均をはじめアジア株安の中では限定的だった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.67円 - 149.93円
ユーロドル:1.0533ドル - 1.0542ドル
ユーロ円:157.74円 - 157.97円


(川畑)
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