東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 19日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では149.85円とニューヨーク市場の終値(149.93円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。節目の150.00円に迫ったことで高値警戒感からいったんは149.79円まで売りに押されたが、下値も限られた。3日以来となる150円台乗せが近づくなか、政府・日銀による介入警戒感などもあり、目先は神経質な展開となりそうだ。

 ユーロ円も小安い。8時時点では157.90円とニューヨーク市場の終値(157.97円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に売りに押されて157.82円まで弱含む場面もあったが、その後は157.90円台まで買い戻しが入り、本邦勢の本格参入を待つ状態となっている。

 ユーロドルは8時時点では1.0537ドルとニューヨーク市場の終値(1.0536ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での小動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.79円 - 149.93円
ユーロドル:1.0534ドル - 1.0540ドル
ユーロ円:157.82円 - 157.97円

(岩間)
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