ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、伸び悩み

 19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.0581ドルと2時時点(1.0597ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)の講演を経て、米・中期金利は低下した一方で長期金利の上昇基調は続いた。ユーロドルは1.06ドル台に何度か乗せたものの大台を維持できず、1.0580ドル割れまで上値を切り下げている。

 ユーロ円は上値が重い。4時時点では158.55円と2時時点(158.67円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。米株が再びマイナスに沈み、ダウ平均は210ドル超安まで下げ幅を拡大。リスク回避が意識されてユーロ円は158.80円手前で頭を抑えられ、158.50円台まで売りに押された。

 ドル円はじり高。4時時点では149.85円と2時時点(149.73円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。149円後半で目立った動きはなかったが、再び4.99%付近まで上昇した米10年債利回りを支えに149.86円付近まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.67円 - 149.96円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0616ドル
ユーロ円:157.69円 - 158.93円


(小針)
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