ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、伸び悩み

 19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0569ドルと22時時点(1.0576ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準となった。22時30分過ぎに一時1.0582ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0594ドルが目先レジスタンスとして意識されるとやや上値が重くなった。一時は4.91%台まで低下した米10年債利回りが4.95%台まで上昇したことも相場の重し。
 なお、23時発表の9月米中古住宅販売件数は年率換算で396万件と予想の389万件を上回った一方、9月米景気先行指標総合指数は前月比0.7%低下と予想の0.4%低下を下回るなど強弱入り混じる結果となった。

 ドル円はじり高。24時時点では149.92円と22時時点(149.82円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。日本時間20日1時に予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に様子見ムードが広がっていたが、米長期金利が再び上昇傾向を強めると149.93円付近まで強含み、オセアニア時間に付けた日通し高値に面合わせした。

 ユーロ円は24時時点では158.45円と22時時点(158.45円)とほぼ同水準だったが、24時過ぎに一時158.50円と日通し高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.67円 - 149.93円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0582ドル
ユーロ円:157.69円 - 158.50円


(中村)
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