欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、神経質

【訂正:ドル円のレンジを訂正します】

 20日の欧州外国為替市場でドル円は神経質。20時時点では149.94円と17時時点(149.96円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに149.99円まで値を上げたものの、政府・日銀による介入警戒感が根強いなか、節目の150円を前にまとまった売りが持ち込まれ149.69円まで急失速した。ただ、押し目買い意欲も依然として旺盛であるため、すぐに反発し、その後は149.90円台での推移が続いている。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0585ドルと17時時点(1.0570ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ豪ドルやユーロポンドなど、ユーロクロスが堅調に推移したことを支えに一時1.0595ドルと本日高値を付けた。

 ユーロ円は20時時点では158.71円と17時時点(158.52円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ユーロ高が進んだ流れに沿って一時158.87円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.69円 - 149.99円
ユーロドル:1.0565ドル - 1.0595ドル
ユーロ円:158.34円 - 158.87円


(越後)
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