欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、高値圏を維持

 20日の欧州外国為替市場でドル円は高値圏を維持。22時時点では149.96円と20時時点(149.94円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.99%台まで一転して急上昇するにつれて一時149.99円と本日高値に面合わせした。ただ、150円ブレイクとはならず、引き続き149.90円台での推移が続いている。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0584ドルと20時時点(1.0585ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。21時前に一時1.0599ドルと本日高値を付けたが、米長期金利が急上昇すると1.0565ドルまで急失速。一方で、一巡すると1.0580ドル台まで持ち直すなど上下に振れる展開となった。

 ユーロ円は22時時点では158.72円と20時時点(158.71円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。158.93円まで上昇した後158.40円台まで一転下落したが、下値は限られるなど総じてユーロドルにつれた動き。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.69円 - 149.99円
ユーロドル:1.0565ドル - 1.0599ドル
ユーロ円:158.34円 - 158.93円


(越後)
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