ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では151.05円と22時時点(151.18円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。米財務省が発表した四半期定例入札の規模が予想を下回ったことや、10月米ISM製造業景況指数が予想より弱い内容となったことを受けて、米長期金利が大幅に低下すると円買い・ドル売りが優勢となった。24時前に一時150.82円と日通し安値を更新した。
 なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.7803%前後まで低下した。

 ユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0552ドルと22時時点(1.0538ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準となった。ユーロ豪ドルやユーロNZドルなど一部ユーロクロスの下落につれた売りが先行すると一時1.0522ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米長期金利の大幅低下に伴うドル売りが優勢となり、1.0571ドル付近まで持ち直した。

 ユーロ円は下げ渋り。24時時点では159.42円と22時時点(159.34円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。23時前に一時159.22円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.82円 - 151.68円
ユーロドル:1.0522ドル - 1.0581ドル
ユーロ円:159.22円 - 160.43円


(中村)
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