ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では150.29円と22時時点(149.98円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。22時過ぎに一時149.85円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。149円台では押し目買いなどが入ったほか、米10年債利回りの低下が一服した影響を受けた。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0639ドルと22時時点(1.0664ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準となった。22時前に一時1.0668ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に弱含んだ。米長期金利の低下が一服したことでドル売りの勢いが後退したようだ。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では159.90円と22時時点(159.95円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.85円 - 150.97円
ユーロドル:1.0568ドル - 1.0668ドル
ユーロ円:159.07円 - 160.08円

(中村)
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