ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い
1日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では150.99円と2時時点(151.07円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日、政策金利を市場予想通りに5.25-5.50%で据え置くことを決定。声明文では「最近の指標は経済活動が第3四半期に堅調なペースで拡大したことを示している」「委員会は引き続き、インフレのリスクに大いに注視している」「委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」などの見解が示された。
前回から声明文の内容に大きな変化がなかったこともあり、FOMCを受けた相場への影響は限定的だった。米10年債利回りが4.7719%前後まで低下したことに伴って本日安値の手前まで下押す場面があったものの、金利低下とドル売りの勢いは一時的なものにとどまった。
ユーロドルは神経質な値動き。4時時点では1.0541ドルと2時時点(1.0534ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。FOMCの結果公表直後に1.0552ドル付近まで買いが入ったものの、ドル円と同じく相場への影響は一時的だった。その後も1.05ドル台前半で神経質に上下し、大きな方向感は出ていない。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はFOMC後の記者会見で「政策スタンスは制限的、引き締めの完全な影響はまだ感じられない」「2%の目標への道のりは長い」「委員会は利下げについて検討、協議していない」などと述べた。
ユーロ円は4時時点では159.19円と2時時点(159.15円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円・ユーロドルともに方向感の定まらない動きとなるなか、159円台前半でのもみ合いとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.82円 - 151.68円
ユーロドル:1.0517ドル - 1.0581ドル
ユーロ円:159.07円 - 160.43円
(岩間)
前回から声明文の内容に大きな変化がなかったこともあり、FOMCを受けた相場への影響は限定的だった。米10年債利回りが4.7719%前後まで低下したことに伴って本日安値の手前まで下押す場面があったものの、金利低下とドル売りの勢いは一時的なものにとどまった。
ユーロドルは神経質な値動き。4時時点では1.0541ドルと2時時点(1.0534ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。FOMCの結果公表直後に1.0552ドル付近まで買いが入ったものの、ドル円と同じく相場への影響は一時的だった。その後も1.05ドル台前半で神経質に上下し、大きな方向感は出ていない。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はFOMC後の記者会見で「政策スタンスは制限的、引き締めの完全な影響はまだ感じられない」「2%の目標への道のりは長い」「委員会は利下げについて検討、協議していない」などと述べた。
ユーロ円は4時時点では159.19円と2時時点(159.15円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円・ユーロドルともに方向感の定まらない動きとなるなか、159円台前半でのもみ合いとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.82円 - 151.68円
ユーロドル:1.0517ドル - 1.0581ドル
ユーロ円:159.07円 - 160.43円
(岩間)