東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、小高い

 6日午後の東京外国為替市場でユーロ円は小高い。17時時点では160.70円と15時時点(160.54円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。アジア株が全面高となり、欧州株価指数先物も総じて上昇していることでユーロ円は160.72円まで上値を広げ小高く推移。先月末31日につけた15年超振りとなる高値160.85円が視野に入ってきている。

 ドル円は堅調。17時時点では149.72円と15時時点(149.54円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。欧州通貨に対するドル売りが重しになっているものの、クロス円の買いが支えになり堅調推移。17時前には149.73円まで買われ、日通し高値を更新した。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0733ドルと15時時点(1.0733ドル)とほぼ同水準だった。先週末の米雇用統計から続くドル売りが継続し、ユーロドルは先週末高値1.0747ドルに迫る1.0744ドルまでじり高となり底堅い動き。また、ポンドドルは9月20日以来となる1.2396ドルまで一時上昇している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.25円 - 149.73円
ユーロドル:1.0722ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:160.10円 - 160.72円


(松井)
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