今日の株式見通し-軟調か 米国株は堅調も米長期金利が上昇
東京市場は軟調か。米国株は上昇。ダウ平均は163ドル高の34991ドルで取引を終えた。10月生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回る結果となったことで、インフレ長期化への警戒が後退。10月の米小売売上高は市場予想を上回ったが、こちらは安心材料と受け止められ、概ね堅調に推移した。ただ、同指数や11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が良好な内容となったことから、10年債利回りは上昇。ナスダックは中盤にマイナス圏に沈む場面もあった。ドル円は足元151円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円安の33385円、ドル建てが50円安の33400円で取引を終えた。
きのうの日経平均は800円を超える大幅高となったが、上昇を先導したのは半導体株などハイテク株であった。15日のナスダックは上昇したものの横ばい程度で、米長期金利が上昇していることを踏まえると、きょうはハイテク買いは期待しづらい。CME225先物は弱めのスタートを示唆している。大型半導体株が利食い売りに押されそうで、指数は弱含む展開を予想する。ただ、米3指数がそろって上昇しており、外部環境は良好だ。下げて始まっても前日の反動と冷静に受け止められ、売り一巡後はしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは33300円-33600円。
きのうの日経平均は800円を超える大幅高となったが、上昇を先導したのは半導体株などハイテク株であった。15日のナスダックは上昇したものの横ばい程度で、米長期金利が上昇していることを踏まえると、きょうはハイテク買いは期待しづらい。CME225先物は弱めのスタートを示唆している。大型半導体株が利食い売りに押されそうで、指数は弱含む展開を予想する。ただ、米3指数がそろって上昇しており、外部環境は良好だ。下げて始まっても前日の反動と冷静に受け止められ、売り一巡後はしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは33300円-33600円。