NY株見通し-上値の重い展開か 住宅関連指標や要人発言を受けた米国債利回りに注目
今晩は上値の重い展開か。昨日はシスコ・システムズやウォルマートが大幅安となりダウ平均が45.74ドル安(-0.13%)と5日ぶりに小幅反落した一方、米国債利回りの低下を追い風にS&P500が0.12%高、ナスダック総合が0.07%高とともに小幅に3日続伸した。新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことで労働市場のひっ迫懸念が和らぎ、米10年債利回りは前日の4.53%から4.44%に低下した。引け後の動きでは好決算を発表したアパレルのギャップが時間外で17%高と急伸した一方、中国向け半導体輸出規制違反で司法省が捜査と報じられたアプライド・マテリアルズが時間外で8%近く下落した。
週末の取引となる今晩は上値の重い展開か。米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了観測や年末ラリーへの期待が引き続き追い風となることが期待される一方、週末を控えた持ち高調整の動きが上値圧迫要因となりそうだ。ダウ平均は週初から662.37ドル高(+1.93%)、S&P500は2.11%高、ナスダック総合も2.29%高となり3指数がそろって3週続伸ペースとなった。月初からではダウ平均が5.73%高、S&P500が7.50%高、ナスダック総合が9.82%高となった。経済指標では10月住宅着工件数、10月建設許可件数など発表されるほか、バーFRB副議長やコリンズ米ボストン連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁の講演なども予定され、住宅関連指標や要人発言を受けた米10年債利回りにも要注目か。
今晩は主要な企業の決算発表はなし。(執筆:11月17日、14:00)
週末の取引となる今晩は上値の重い展開か。米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了観測や年末ラリーへの期待が引き続き追い風となることが期待される一方、週末を控えた持ち高調整の動きが上値圧迫要因となりそうだ。ダウ平均は週初から662.37ドル高(+1.93%)、S&P500は2.11%高、ナスダック総合も2.29%高となり3指数がそろって3週続伸ペースとなった。月初からではダウ平均が5.73%高、S&P500が7.50%高、ナスダック総合が9.82%高となった。経済指標では10月住宅着工件数、10月建設許可件数など発表されるほか、バーFRB副議長やコリンズ米ボストン連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁の講演なども予定され、住宅関連指標や要人発言を受けた米10年債利回りにも要注目か。
今晩は主要な企業の決算発表はなし。(執筆:11月17日、14:00)