ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では149.68円と24時時点(149.34円)と比べて34銭程度のドル高水準。米ミシガン大学が発表した期待インフレの上方修正で、一時2カ月ぶりの水準まで低下していた米10年債利回りは4.44%台まで上昇した。米金利の動きに連れてドル円の買いも勢いが増し、149.75円まで上値を広げた。その後の下押しも限られ底堅さを維持している。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0870ドルと24時時点(1.0873ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利が上昇に転じると、ユーロドルも上値が重くなり1.0852ドルまで弱含んだ。なお、ポンドドルは1.2449ドル、豪ドル/ドルは0.6521ドル、NZドル/ドルは0.5997ドルまでじり安となった。
 
 ユーロ円は強含み。2時時点では162.72円と24時時点(162.42円)と比べて30銭程度のユーロ高水準。米金利の上昇に対してドル円の上げ幅が大きかったことで、ユーロ円は162.74円まで強含み日通し高値を更新した。米金利が上昇しているにもかかわらず、米株が堅調地合いを維持していることもユーロ円を支えた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.02円 - 149.75円
ユーロドル:1.0852ドル - 1.0923ドル
ユーロ円:161.60円 - 162.74円


(松井)
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