ロンドン為替見通し=取引薄くなりがちななかPMIを受けたフローによる荒れに注意

 ロンドンタイムは、日米休場で取引が薄くなりがちななか、通常でも為替の動意を誘いやすいユーロ圏ほか欧州各国の11月購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表となる。
 主要国の事前予想は総じて前月より小幅に改善するとの見方。しかし生産関連指数や雇用・売上などハードデータと異なり、PMIなど聞き取り調査が元になるソフトデータは市場関係者の見込みで方向性がある程度は予想できても、水準を推測するのが難しい。
 予想と乖離した結果や、見込みに反する内容になった場合に為替も振れやすい。日・米休場の狭間の欧州市場でもあり、荒れた動きになるリスクに注意したい。


想定レンジ上限
・ユーロドル:8月11日高値1.1005ドル。

想定レンジ下限
・ユーロドル:17日安値1.0825ドル。

(関口)
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