東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では147.03円と12時時点(147.01円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。今夜発表される10月の米PCEデフレーターを控えて、明日のNYカットオプション147.00円付近での小動きが続いた。
 なお、中村日銀審議委員は「政策修正、慎重に見ていかないと取り返しのつかないことになる」「修正のタイミング、いつという決め打ちはできない」などと述べた。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0972ドルと12時時点(1.0976ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。本日のNYカットオプション(1.0950ドル・1.1000ドル)の間での上下が続く中、一時1.0965ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は15時時点では161.32円と12時時点(161.36円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが弱含みに推移したことで、161円台前半で弱含みに推移した。
 なお、豪ドル円は、午後の日経平均株価が堅調に推移したことで、一時97.78円まで上値を伸ばした。
 
本日こまでの参考レンジ
ドル円:146.85円 - 147.24円
ユーロドル:1.0965ドル - 1.0984ドル
ユーロ円:161.14円 - 161.57円


(山下)
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