今日の株式見通し=軟調か 米国株は3指数がそろって下落
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は41ドル安の36204ドルで取引を終えた。直近の上昇に対する利益確定売りが優勢となり、エヌビディアやアルファベットなど主力グロース株の多くが軟調となった。ドル円は足元147円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて110円安の33050円で取引を終えた。
米国の10年債利回りが上昇しており、これが米国株の売りを誘った格好。ただ、米長期金利に関しては、ここまで低下のペースが速かった分、その修正が出てきた程度の動きに見える。ドル円は円安に振れているが、前日弱かった金融株や自動車株に対する押し目買いは限定的になると思われる。一方、グロース株は米金利の上昇や米国株安を受けて売られることになるだろう。米3指数の中ではナスダックが0.8%安と下げの度合いが最も大きかった。CME225先物はやや大きめの下落を示唆しており、日経平均は節目の33000円を割り込む展開も想定される。米国株高には連動できない一方、米国株安にはおつきあいすることになりそうで、場中は下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32800円-33250円。
米国の10年債利回りが上昇しており、これが米国株の売りを誘った格好。ただ、米長期金利に関しては、ここまで低下のペースが速かった分、その修正が出てきた程度の動きに見える。ドル円は円安に振れているが、前日弱かった金融株や自動車株に対する押し目買いは限定的になると思われる。一方、グロース株は米金利の上昇や米国株安を受けて売られることになるだろう。米3指数の中ではナスダックが0.8%安と下げの度合いが最も大きかった。CME225先物はやや大きめの下落を示唆しており、日経平均は節目の33000円を割り込む展開も想定される。米国株高には連動できない一方、米国株安にはおつきあいすることになりそうで、場中は下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32800円-33250円。