今日の株式見通し-堅調か 米長期金利の低下とナスダック高が支援材料
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は79ドル安の36124ドルで取引を終えた。週末に発表される11月雇用統計を前に様子見姿勢の強い地合いとなった。10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を下回ったことで10年債利回りが大きく低下しており、ハイテク比率の高いナスダックは概ね堅調に推移した。ドル円は足元147円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて125円高の32905円で取引を終えた。
きのうの日経平均は半導体株を中心にグロース株が売り込まれて400円を超える下落となった。米長期金利の低下とナスダックの上昇を受けて、前日弱かった銘柄には押し目買いが入ると見込まれる。前日と逆の反応が出てくる銘柄が多くなることで、指数にも好影響が及ぶと予想する。ただ、ダウ平均とS&P500は下げており、金融株などは米金利の低下は逆風となる。前日大幅安の反動でプラス圏では推移できるとみるが、上値追いには慎重となるだろう。節目の33000円を上回るようなら戻り売りも出てきそうで、買い一巡後は米国同様に様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは32800円-33100円。
きのうの日経平均は半導体株を中心にグロース株が売り込まれて400円を超える下落となった。米長期金利の低下とナスダックの上昇を受けて、前日弱かった銘柄には押し目買いが入ると見込まれる。前日と逆の反応が出てくる銘柄が多くなることで、指数にも好影響が及ぶと予想する。ただ、ダウ平均とS&P500は下げており、金融株などは米金利の低下は逆風となる。前日大幅安の反動でプラス圏では推移できるとみるが、上値追いには慎重となるだろう。節目の33000円を上回るようなら戻り売りも出てきそうで、買い一巡後は米国同様に様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは32800円-33100円。