欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上昇一服

 18日の欧州外国為替市場でドル円は上昇一服。22時時点では142.79円と20時時点(142.72円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。時間外のダウ平均先物の堅調推移を背景に142.89円まで上昇するも、14日高値142.90円を前に伸び悩み。その後は142.70円台まで押し戻された。

 ユーロドルは様子見。22時時点では1.0914ドルと20時時点(1.0910ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが3.90%台で小動きとなる中、1.09ドル台前半で方向感に乏しい展開となった。なお、スロバキア中銀のカジミール総裁は「性急な利下げは長すぎる引き締めのリスクよりも重大」などと発言した。

 ユーロ円は強含み。22時時点では155.84円と、20時時点(155.72円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円や時間外のダウ平均先物が堅調に推移すると、155.94円まで上値を伸ばした。

 メキシコペソ円は堅調。英石油大手BPの「すべての石油タンカーの紅海航行を停止へ」との発表に反応してWTI原油先物価格が急騰する中、8.28円まで上値を広げて本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.06円 - 142.89円
ユーロドル:1.0892ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:154.78円 - 155.94円

(川畑)
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