欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 12日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では145.19円と20時時点(145.29円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りの低下基調を受け、一時145.06円まで下値を広げた。

 ユーロドルは上昇一服。22時時点では1.0798ドルと20時時点(1.0801ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の戻りが鈍いことで底堅い動きが続き、一時1.0806ドル前後と本日の高値1.0807ドルに迫った。しかし、この後に米11月消費者物価指数(CPI)を控えて上値は限定的だった。

 ユーロ円は22時時点では156.77円と20時時点(156.92円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で一時156.64円前後まで下押しした。
 他クロス円は、豪ドル円は95.58円、ポンド円は182.28円、加ドル円は106.88円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.06円 - 146.18円
ユーロドル:1.0760ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:156.50円 - 157.34円

(山下)
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