欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小幅安

 15日の欧州外国為替市場でドル円は小幅安。22時時点では141.65円と20時時点(141.69円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時3.89%台まで低下したことや来週の日銀金融政策決定会合への警戒感などから、141円台半ばまで小安く推移した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0943ドルと20時時点(1.0964ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ圏の低調な12月製造業・サービス業PMI速報値を受けて、2四半期連続のマイナス成長となるリセッション(景気後退)に陥る可能性が高まりつつあることで、一時1.0940ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では155.02円と20時時点(155.36円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが弱含みに推移していることやユーロ圏がリセッションに陥る可能性が高まりつつあることなどから、一時154.99円まで下値を広げた。

 ポンド円も180.47円まで下値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.47円 - 142.47円
ユーロドル:1.0940ドル - 1.1004ドル
ユーロ円:154.99円 - 156.49円



(山下)
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