欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 19日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.0968ドルと20時時点(1.0938ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが3.91%台へと低下幅を縮小する中、ややドル買いが優勢となり、1.0930ドル前後まで小緩んだが一時的。米10年債利回りが再び3.90%台に低下する中で1.0974ドルまで上昇して本日高値を更新した。

 ドル円は失速。22時時点では144.31円と20時時点(144.85円)と比べて54銭程度のドル安水準だった。20時前後にかけて144.90円台まで上昇するも、オプション設定が観測されている145.00円を前に上値重く推移。ユーロドル相場でユーロ買い・ドル売りが強まったことも重しとなり、22時過ぎに144.10円台まで値を下げた。

 ユーロ円は下げ渋り。22時時点では158.28円と、20時時点(158.44円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げが重しとなって158.10円台で連れ安となるも、ユーロドルの上昇が下値を支えた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.25円 - 144.96円
ユーロドル:1.0915ドル - 1.0974ドル
ユーロ円:155.39円 - 158.57円

(川畑)
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