東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 21日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では142.96円と12時時点(142.92円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。日経平均株価が33000円台で下げ止まったことで、200日移動平均線142.72円を意識した底堅い展開となった。
 神田財務官は「為替市場、米利下げ期待の高まりなどで、今はドル安基調」と述べた。

 ユーロ円は強含み。15時時点では156.58円と12時時点(156.46円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。一時156.37円まで下値を広げたものの、ドル円が下げ渋り、ユーロドルが小幅高で推移していることで、156.60円台まで反発した。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0954ドルと12時時点(1.0949ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0956ドルまで上値を伸ばしたものの、本日の大きめのNYカットオプション1.0955ドルが上値を抑えた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.81円 - 143.62円
ユーロドル:1.0937ドル - 1.0956ドル
ユーロ円:156.37円 - 157.20円

(山下)
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