東京外国為替市場概況・10時 ドル円、神経質な動き

 21日の東京外国為替市場でドル円は神経質な値動き。10時時点では143.37円とニューヨーク市場の終値(143.57円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。9時過ぎに143.57円付近まで上昇した後、143.36円まで下押し。その後も143.40円台を中心とした狭いレンジ内で一進一退の動きを繰り返したが、10時前には143.33円まで再び下値を拡大した。

 ユーロ円も神経質な値動き。10時時点では156.95円とニューヨーク市場の終値(157.10円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。157.00円を挟んで神経質に上下しており、ドル円と同様に方向感は乏しかった。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.0950ドルとニューヨーク市場の終値(1.0942ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。対オセアニア通貨などでドル売りが進んだ流れに沿って、1.0950ドルまで小幅に上昇。時間外の米10年債利回りは上昇して始まったが、相場への影響は限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.33円 - 143.62円
ユーロドル:1.0937ドル - 1.0950ドル
ユーロ円:156.86円 - 157.20円

(岩間)
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