欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 21日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.0980ドルと20時時点(1.0954ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。独10年債利回りが一時上昇に転じる中、1.0987ドルまで上昇して19日高値に並んだ。なお、その後は独10年債利回りが前日比でマイナスに転じたものの、米10年債利回りが上昇幅を低下させたこともあり、ユーロドルは高値付近でもみ合う展開となった。

 ドル円は軟調。22時時点では142.78円と20時時点(143.02円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。ユーロドルでユーロ買い・ドル売りが強まった影響を受けて軟調に推移すると、142.64円まで下落して日通し安値を更新した。

 ユーロ円は方向感定まらず。22時時点では156.75円と20時時点(156.64円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて156.80円台まで値を上げるも、ドル円が下げた影響を受けて156.60円前後に下げるなど、方向感が定まらなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.64円 - 143.62円
ユーロドル:1.0935ドル - 1.0987ドル
ユーロ円:156.37円 - 157.20円

(川畑)
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