欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、軟調

 20日の欧州外国為替市場でユーロドルは軟調。22時時点では1.0936ドルと20時時点(1.0952ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。独10年債利回りが1.96%台まで一段と低下したことが重しとなり、一時1.0934ドルまで下値を広げた。

 ドル円は反発。22時時点では143.57円と20時時点(143.34円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに143.27円と日通し安値を更新するも、売り一巡後は対ユーロでドルが買われたこともあり、143.60円台まで切り返した。なお、米10年債利回りは3.86%台まで低下したが反応は限定的であった。

 ユーロ円は下げ渋り。22時時点では157.01円と20時時点(157.00円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下げにつれる形で軟調な推移が続くと156.79円まで値を下げるも、その後はドル円が反発したことから157.10円台まで値を戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.27円 - 144.10円
ユーロドル:1.0934ドル - 1.0985ドル
ユーロ円:156.79円 - 158.12円

(川畑)
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