東京外国為替市場概況・12時 ドル円、強含み

 22日の東京外国為替市場でドル円は強含み。12時時点では142.40円とニューヨーク市場の終値(142.12円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。仲値後もドル買いが持ち込まれていたようであり、12時過ぎには142.50円まで値を上げた。一時低下していた時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも支えとなったもよう。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では156.59円とニューヨーク市場の終値(156.46円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に買い戻しが優勢となり、12時過ぎには156.67円まで反発した。一時180円を割り込んだポンド円も180.72円まで切り返した。

 ユーロドルはじり安。12時時点では1.1000ドルとニューヨーク市場の終値(1.1011ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。昨日高値1.1013ドル付近では上値を抑えられ、ドル円のドル高推移にも引きずられる形で1.0996ドルまで下押しした。上サイドでは、11月29日高値1.1017ドルも意識される水準。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.87円 - 142.50円
ユーロドル:1.0996ドル - 1.1013ドル
ユーロ円:156.14円 - 156.67円


(小針)
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