ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、軟調

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。2時時点では140.92円と24時時点(141.48円)と比べて56銭程度のドル安水準だった。弱い12月米シカゴ購買部協会景気指数を受けた上値の重さが継続。月末・年末のロンドンフィキシングでは、昨日から一転し円買いが持ち込まれたもよう。欧州序盤につけた141.14円を割り込み、140.82円までドル安・円高が進行した。

 ユーロ円は下落。2時時点では155.87円と24時時点(156.62円)と比べて75銭程度のユーロ安水準。ロンドン16時のフィキシングに向けて売りが強まり、156円半ばから156円割れまで急速に値を下げた。昨日安値155.83円も下回ると、155.66円まで下値を広げた。
 他クロス円も豪ドル円が96.03円、ポンド円は179.31円まで弱含むなど外貨売り円買いが目立った。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.1060ドルと24時時点(1.1069ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落とともに下値を試し、1時前には日通し安値となる1.1043ドルまで売られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.82円 - 141.91円
ユーロドル:1.1043ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:155.66円 - 156.93円


(小針)
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