ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では140.89円と2時時点(140.92円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。140.80円まで日通し安値を更新後、直ぐに141.07円付近まで切り返す場面があった。連休前のニューヨーク午後に入り、流動性は益々薄くなっているもよう。もっとも戻りは限定的であり、一巡後は140.90円割れまで下押しした。

 ユーロ円は弱含み。4時時点では155.75円と2時時点(155.87円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。買い戻しも156円手前までと頭の重さを確認するに留まり、再び155.70円台まで押し戻された。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.1053ドルと2時時点(1.1060ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。狭いレンジ内での上下が続くも1.1060ドル台では伸び悩み、1.1050ドル前後までじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.80円 - 141.91円
ユーロドル:1.1043ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:155.66円 - 156.93円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。