ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では143.55円と2時時点(143.55円)とほぼ同水準だった。一時4.00%台まで上昇した米10年債利回りは3.91%まで低下したものの、ドル円の下げ幅は限られ底堅さを維持。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表を前に値動きが狭まっている。

 ユーロドルは上値が重いまま。4時時点では1.0905ドルと2時時点(1.0908ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に米金利の動向に連れず上値が重く、日通し安値が視野に入る範囲での取引が続いている。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では156.52円と2時時点(156.59円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。3時前に156.79円まで上値を広げる場面もあったが、その後はドル円の上げも一服となっていることもあり156円半ばでもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.86円 - 143.73円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0965ドル
ユーロ円:155.26円 - 156.79円

(松井)
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