ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、方向感ない

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は方向感ない。2時時点では141.89円と24時時点(141.55円)と比べて34銭程度のドル高水準。0時前に141円半ばまで下がったが、ダウ平均がプラス圏を回復するなど株安によるリスク回避の円買いも一服となり、142円台に戻す場面もあった。しかし、米金利が徐々に上げ幅を縮小していることが重しになり、141円後半を中心に方向感なく上下を繰り返している。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0956ドルと24時時点(1.0963ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1時過ぎに1.0941ドルまで下値を広げたが、米金利の低下とともに下げ渋った。もっとも、反発力も弱く1.09ドル半ばでもみ合い。
 
 ユーロ円も下げ渋り。2時時点では155.47円と24時時点(155.18円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。0時前に付けた155.08円を安値に下げ渋り。ダウ平均がプラス圏を回復していることなどが支えとなっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.82円 - 142.21円
ユーロドル:1.0941ドル - 1.1046ドル
ユーロ円:155.08円 - 156.34円


(松井)
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