ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では141.55円と22時時点(142.11円)と比べて56銭程度のドル安水準だった。22時前に一時142.21円と日通し高値を付けたものの、欧米株安を背景にクロス円が下落するとドル円にも売りが波及した。12月米製造業PMI改定値が47.9と予想の48.4を下回ったことも相場の重しとなり、 141.50円付近まで下押しした。

 ユーロ円は軟調。24時時点では155.18円と22時時点(155.67円)と比べて49銭程度のユーロ安水準。株安を背景にリスク・オフの円買い・ユーロ売りが入ると、一時155.08円と本日安値を更新した。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0963ドルと22時時点(1.0954ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。欧米株価の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが優勢になると、一時1.0945ドルと日通し安値を更新した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。低調な米経済指標を受けて米長期金利が上昇幅を縮めると買い戻しが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.82円 - 142.21円
ユーロドル:1.0945ドル - 1.1046ドル
ユーロ円:155.08円 - 156.34円

(中村)
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