ニューヨーク外国為替市場概況・29日 ドル円、3日続落
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続落。終値は141.04円と前営業日NY終値(141.41円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.89%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。23時前に141.88円付近まで値を上げた。
ただ、欧州時間に付けた日通し高値141.91円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。12月米シカゴ購買部協会景気指数が46.9と予想の51.0を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが入ったほか、年末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買い・ドル売りのフローも観測された。米国株相場が下げに転じたことも相場の重しとなり、3時前に一時140.80円と日通し安値を更新した。
ユーロドルは続落。終値は1.1039ドルと前営業日NY終値(1.1061ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。年末で市場参加者が少ない中、商いは低調だったが、ユーロ円やユーロポンドなどユーロクロスの下落につれた売りが出ると一時1.1034ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円も続落。終値は155.72円と前営業日NY終値(156.43円)と比べて71銭程度のユーロ安水準。20時30分前に156.90円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値156.93円が目先レジスタンスとして意識されると失速。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買い・ユーロ売りが強まると、前日の安値155.83円を下抜けて一時155.64円まで値を下げた。
本日の参考レンジ
ドル円:140.80円 - 141.91円
ユーロドル:1.1034ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:155.64円 - 156.93円
(中村)
ただ、欧州時間に付けた日通し高値141.91円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。12月米シカゴ購買部協会景気指数が46.9と予想の51.0を下回ったことを受けて円買い・ドル売りが入ったほか、年末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買い・ドル売りのフローも観測された。米国株相場が下げに転じたことも相場の重しとなり、3時前に一時140.80円と日通し安値を更新した。
ユーロドルは続落。終値は1.1039ドルと前営業日NY終値(1.1061ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。年末で市場参加者が少ない中、商いは低調だったが、ユーロ円やユーロポンドなどユーロクロスの下落につれた売りが出ると一時1.1034ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円も続落。終値は155.72円と前営業日NY終値(156.43円)と比べて71銭程度のユーロ安水準。20時30分前に156.90円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値156.93円が目先レジスタンスとして意識されると失速。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買い・ユーロ売りが強まると、前日の安値155.83円を下抜けて一時155.64円まで値を下げた。
本日の参考レンジ
ドル円:140.80円 - 141.91円
ユーロドル:1.1034ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:155.64円 - 156.93円
(中村)