ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い一服

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い一服。2時時点では144.59円と24時時点(144.78円)と比べて19銭程度のドル安水準。昨年末から米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ期待が高まっていたことによる米債買いの巻き戻しで、米債は本日も売られ10年債利回りは再び4%に迫った。しかしながら、ドル円はすでに一本調子で約2円上昇していることもあり、144.85円を頭に買いは一服。もっとも、続落で始まったナスダック総合がプラス圏を回復するなど、円買いになる要素も少なく下押しも144.47円前後までで限られている。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0956ドルと24時時点(1.0945ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いに連れて1.0965ドル近辺まで緩やかに上昇し、その後も底堅さを維持している。
 
 ユーロ円も買い一服。2時時点では158.42円と24時時点(158.47円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。米株主要3指数が一時すべてプラス圏を回復したこともあり、0時過ぎには158.59円まで上値を伸ばした。その後は、ドル円同様に買いは一服となっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.86円 - 144.85円
ユーロドル:1.0916ドル - 1.0972ドル
ユーロ円:156.08円 - 158.59円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。