ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では148.38円と24時時点(148.34円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。ダウ平均が170ドル超安から一時プラス圏を回復したことに伴い、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。米10年債利回りは4.12%台で上昇一服となったものの、米金利上昇も引き続き相場を下支え。一時148.52円まで上値を伸ばし、昨年11月28日以来の高値を更新した。

 ユーロ円はしっかり。2時時点では161.11円と24時時点(160.94円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて、昨年12月1日以来の高値となる161.24円まで買いが入った。また、ポンド円は188.12円、カナダドル円が109.90円まで上値を伸ばすなど、他のクロス円も堅調に推移した。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0857ドルと24時時点(1.0849ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。1.0845ドルまでわずかに本日安値を更新する場面があったものの、総じて1.0860ドルを挟んだ方向感の乏しい動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.08円 - 148.52円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0885ドル
ユーロ円:159.98円 - 161.24円

(岩間)
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