ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、神経質

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な値動き。2時時点では148.21円と24時時点(148.13円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。米長期金利の動きにつれて上下する神経質な展開となった。24時過ぎに148.12円付近まで下落した後、米10年債利回りが4.1957%前後まで上昇すると148.53円近辺まで反発。もっとも、米10年債利回りは節目の4.20%に届かず、その後に4.15%台まで上昇幅を縮めたため、一巡後は148.05円付近まで再び押し戻された。
 なお、1月米ミシガン大学消費者態度指数・速報値は予想より強い結果となった一方、1年先・5-10年先の期待インフレ率や同時に公表された12月米中古住宅販売件数は市場予想より弱い内容だった。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0886ドルと24時時点(1.0886ドル)とほぼ同水準だった。ドル円と同じく米金利動向をにらみながら、1.0880ドルを挟んだ方向感の乏しい動きとなった。

 ユーロ円は2時時点では161.35円と24時時点(161.26円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。24時過ぎに161.48円付近まで上昇したが、ドル円が伸び悩んだ影響もあり、買いの勢いも長続きしなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.84円 - 148.80円
ユーロドル:1.0866ドル - 1.0893ドル
ユーロ円:160.82円 - 161.86円


(岩間)
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