ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では147.84円と22時時点(147.78円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下などを受けて円買い・ドル売りが先行。明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を前にポジション調整目的の売りも出ると、23時前に一時147.62円と日通し安値を付けた。
 ただ、売りはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。米国株相場が続伸して始まり、連日で史上最高値を更新したことも相場を下支えした。

 ユーロ円も下げ渋った。24時時点では160.99円と22時時点(160.97円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。23時前に一時160.76円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、161円台前半まで持ち直した。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0889ドルと22時時点(1.0892ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジションを傾けにくいようだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.62円 - 148.33円
ユーロドル:1.0880ドル - 1.0909ドル
ユーロ円:160.76円 - 161.57円


(中村)
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