ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、売り優勢

※ドル円の参考レンジを一部訂正しました

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り優勢。2時時点では146.18円と24時時点(146.58円)と比べて40銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.81%台まで急速に低下幅を拡大するとドル円も売りが加速。米地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)株が本日も10%超急落するなど、米地銀株が下落したことで投資家のリスク回避姿勢が強まった影響もあり、昨日安値の146.01円を下抜けて145.90円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルはしっかり。2時時点では1.0864ドルと24時時点(1.0807ドル)と比べて0.0057ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の大幅低下に伴ってドル売りが優勢となり、一時1.0866ドルまで日通し高値を更新した。

 ユーロ円は下値が堅い。2時時点では158.82円と24時時点(158.47円)と比べて35銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落よりもユーロドルが上昇した影響を大きく受けて158円台後半まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.90円 - 147.11円
ユーロドル:1.0780ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:158.08円 - 159.15円


(越後)
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