NY株見通し-堅調か 利下げ見通しを巡り1月雇用統計に注目
今晩は1月雇用統計に注目。昨日は米10年債利回りの低下が追い風となる中、前日の大幅安の反動や、引け後のハイテク・ジャイアントの決算発表への期待などで主要3指数がそろって上昇した。ダウ平均369.54ドル高(+0.97%)と反発し、2日ぶりに終値の最高値を更新した。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.25%高、1.30%高となり、ともに3日ぶりに大幅反発した。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したアマゾン・ドット・コムが時間外で7%超上昇し、メタ・プラットフォームズも予想を上回る決算や初めての配当支払いが好感され時間外で15%高と急伸。一方、アップルは決算が予想を上回ったものの、株価は時間外で約3%下落した。
今晩の取引ではメタやアマゾンの大幅高が見込まれ、ハイテク株を中心に堅調な展開か。また、先行きの利下げ見通しを巡っては寄り前に発表される米1月雇用統計に注目が集まる。雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が18.0万人増と前月の21.6万人増から減少が見込まれ、失業率も前月の3.7%から3.8%に悪化が予想されている。平均賃金は前月比+0.3%と前月の+0.4%から伸びの鈍化が予想されている。雇用統計が総じて予想通りの弱い内容となれば、早期利下げ期待が再び高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは1月雇用統計のほか、12月製造業新規受注、12月耐久財受注改定値、1月ミシガン大消費者信頼感指数確報値など。企業決算は寄り前にエクソン・モービル、シェブロン、アッヴィなどが発表予定。(執筆:2月2日、14:00)
今晩の取引ではメタやアマゾンの大幅高が見込まれ、ハイテク株を中心に堅調な展開か。また、先行きの利下げ見通しを巡っては寄り前に発表される米1月雇用統計に注目が集まる。雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が18.0万人増と前月の21.6万人増から減少が見込まれ、失業率も前月の3.7%から3.8%に悪化が予想されている。平均賃金は前月比+0.3%と前月の+0.4%から伸びの鈍化が予想されている。雇用統計が総じて予想通りの弱い内容となれば、早期利下げ期待が再び高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは1月雇用統計のほか、12月製造業新規受注、12月耐久財受注改定値、1月ミシガン大消費者信頼感指数確報値など。企業決算は寄り前にエクソン・モービル、シェブロン、アッヴィなどが発表予定。(執筆:2月2日、14:00)