今日の株式見通し=軟調か 強いCPIを受けて米国株は大幅安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は524ドル安の38272ドルで取引を終えた。1月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、長期金利が大きく上昇。早期の利下げ期待が後退し、株売りの流れとなった。米10年債利回りは4.3%台に乗せており、為替市場ではドル高(円安)が進行。ドル円は足元150円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて445円安の37685円、ドル建てが430円安の37700円で取引を終えた。
米国株が値幅を伴った下げとなっており、日本株も連れ安を予想する。米金利上昇を受けて、足元で強く買われていた主力グロース株が一転売られることになるだろう。ただ、円安は日本株の下支え要因となる。また、ここ数日はソフトバンクグループ<9984.T>や半導体株にかなり資金が偏っていたことから、これらが下げたとしても、あって当然のクールダウンと受け止められる公算が大きい。押し目では直近の上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入りやすく、序盤に下を試した後は底堅く推移すると予想する。日経平均の予想レンジは37450円-38000円。
米国株が値幅を伴った下げとなっており、日本株も連れ安を予想する。米金利上昇を受けて、足元で強く買われていた主力グロース株が一転売られることになるだろう。ただ、円安は日本株の下支え要因となる。また、ここ数日はソフトバンクグループ<9984.T>や半導体株にかなり資金が偏っていたことから、これらが下げたとしても、あって当然のクールダウンと受け止められる公算が大きい。押し目では直近の上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入りやすく、序盤に下を試した後は底堅く推移すると予想する。日経平均の予想レンジは37450円-38000円。